毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん) 情報サイト

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毛孔性苔癬のケア

毛孔性苔癬は顔にも出来るって本当!?もっちり肌を取り戻す方法

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毛孔性苔癬とは

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毛孔性苔癬とは、二の腕や肩回り、太ももなどに良くみられる皮膚疾患の一種です。
皮膚疾患といっても、思春期頃の子供たちには多くみられる症状で、年齢を重ねることで自然と発症・完治していくといわれています。しかし、近年では、大人になってから発症する人や、妊娠・出産後に発症する人もいます。
毛孔性苔癬は、毛穴に古い角質が詰まり外に排出することが出来ずボコッと毛穴が盛り上がってきます。これを丘疹(きゅうしん)と言います。
毛孔性苔癬ができてしまっても、他人に感染することはありませんし、間違った対処を取らなければ症状が悪化することもありません。患部は、ぶつぶつが出来ているほかに、人によっては赤みを伴ったり、痒みを伴う場合があります。

このようにとても一般的な皮膚疾患であり、多くの人が発症しているにもかかわらず、毛孔性苔癬の原因は未だはっきりと解明されていません。
ただ、皮脂腺機能の異常やビタミンの欠乏、遺伝、思春期や妊娠・出産に伴うホルモンの影響などが考えられています。
このように、原因ははっきりと判りませんが、治療を行うことは可能で、最近では様々な画期的な治療法が出てきています。

顔といった、常に見られている場所に毛孔性苔癬が出来てしまうことは、女性のみならず男性に非常に気になります。そこで、こちらでは顔に出来る毛孔性苔癬の特徴や治療方法をご紹介します。

顔に出来る毛孔性苔癬の特徴とは

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顔に出来る毛孔性苔癬の特徴は、二の腕や肩回りに出来るものと違い赤く炎症することが少ないです。ですから、ニキビと勘違いする人も多くいらっしゃいます。
また、二の腕などに比べ、ぶつぶつの状態も軽度な場合が多く、気づかないという人も多々います。顔の部分でも症状が多くみられる部分はエラ周辺といわれています。女性はメイクやスキンケアするために肌を良く触るので小さなぶつぶつにも気づきやすいですが、髭がある男性は気づかない人も多いようです。

ニキビと毛孔性苔癬は全くの別物ですので、治療法やケア方法も異なってきます。

まずはセルフチェックを行い、顔に出来ているぶつぶつがニキビなのか、毛孔性苔癬なのか知る必要があります。

〇10~30代の間にぶつぶつが発症した
〇両親のどちらかにも毛孔性苔癬が発症している
〇どんなケアをしても、特に改善がみられない
〇痒みや痛みを伴わない
〇左右対称にぶつぶつがみられる

上記、5つのうち3つ以上が当てはまるのであれば、毛孔性苔癬の可能性が高いです。先ほどもお話しした通り、毛孔性苔癬は遺伝やホルモンの影響が関係していたり、肌質が敏感な人は発症しやすいという傾向にあります。
2つ以下当てはまるものがなければ、ニキビの可能性や色素沈着の可能性が高いようです。ニキビは多少の痒みや痛みを伴い左右非対称に発症しますが、毛孔性苔癬は痛みや痒みを殆ど伴わず左右対称に発症します。しかし、セルフチェックに当てはまらなかったからといって、必ずしも毛孔性苔癬ではないとは言えませんので、心配な方は一度病院を受診し、しっかり診てもらうことが良いです。
どちらにせよ、早期発見、早期治療を行うことで綺麗な肌を早く取り戻すことが出来ます。
では、次に毛孔性苔癬の治療法をご紹介します。

①皮膚科での治療

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一般的な総合病院などの皮膚科では、外用薬や内服薬での治療が主となります。
しかし、少し前までは原因がわからず画期的な治療法がないことから、良くなる病気だという事を医師が知らず外用薬や内服薬も処方してくれない場合があります。

皮膚科での処方は以下となります。

①外用薬

皮膚科では主に毛穴の出口を柔らかくする働きのある尿素配合のクリームが処方されます。また、患部の赤みを抑えてくれる働きのあるヘパリン類似物配合クリーム、角質溶解作用のあるサルチル酸配合クリームの3種類の塗り薬が主となっています。
尿素やサルチル酸には角質を溶かし、角栓を取り除いてくれる働きがあるので毛孔性苔癬の治療には効果的です。

②保湿剤

毛孔性苔癬は患部を乾燥させてしまうと肌の角化が進み、症状が悪化する場合があります。そのため、肌の水分量を保つために保湿剤が処方されます。
処方される塗り薬は、保水力と浸透力が高いヘパリン類似物質が配合されたクリームなどになります。また、保湿剤として多くの人が使用しているヒルドイドも多く処方されています。

③漢方薬

クリニックや医師の判断によっては、漢方薬を処方されることがあります。
漢方薬の中でも多く処方されるものは「ハトムギ」です。ハトムギにはヨクイニンという成分が含まれており、ヨクイニンには角化症に効果的で広く使用されている漢方になります。ヨクイニンの効果は、体の中に蓄えられた余分な水分を排出し、同時に体内の老廃物の排出を手助けしてくれる働きがあります。よって、肌をキレイに保つことが出来ます。また、ヨクイニンは副作用の心配がない為、多く使用されています。

皮膚科での治療は、保険適用内での治療になりますので、お財布には優しいですが長期間の治療となります。しかし、根本的な治療ではありませんので、症状によっては完治することは難しいようです。

②美容外科での治療

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美容外科での治療は日々進歩しています。
ケミカルピーリングやダーマーローラー、レーザー照射があり、皮膚科での治療とは違い早い段階で効果が実感でき、治療期間も短い期間で済む場合もあります。
それでは、1つ1つ詳しくご紹介していきます。

1)ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、肌の表面に酸性の薬剤を塗布し、角質を取り除く方法です。ピーリング剤の酸性の薬剤は、肌の表面の分厚くなった角質を溶かして肌の再生を促してくれる効果があります。
ドラックストアなどで販売されているピーリング剤(リンゴ酸などのフルーツ酸(AHA)、グリコール酸、サルチル酸、乳酸)とほぼ同じものになりますが、美容外科クリニックで使用する薬剤とは強さが異なります。美容外科クリニックでは医師の診断の元に施術を行うので、ドラックストアなどで手に入るピーリング剤よりも効果的な治療を受けることが出来ます。クリニックで使用するピーリング剤は、肌の状態や肌質によって異なり、濃度や塗布する時間も人それぞれに異なってきます。
ケミカルピーリング後は一定期間キレイな肌を持続することが出来ますが、時間が経つと元に戻ってしまうことが多いのが現状です。根本的な治療というより一時的な治療と考えておいたほうが良いでしょう。

2)ダーマーローラー

極細の針が数百本ついたローラーで肌の表面をゴロゴロ転がして、患部を突き刺しながら刺激し、肌の再生を促す方法です。患部に数百本の針を刺していきますが、皮膚に穴が開いていることさえも分からない程で、ゴロゴロしても痛みも殆ど感じません。また、施術を行う際は、麻酔クリームを塗布してから行いますので痛みが苦手な方でも安心して受けることが出来ます。
ダーマーローラーは肌の表面に小さな傷をつけることで、人間が本来持つ創傷治癒力を利用し肌を再生していきます。創傷治癒力は、傷を治すために肌の細胞を作りなさいという指示が出され、肌の奥でコラーゲンが大量に作られ肌が再生することになります。コラーゲンの生成は治療後すぐから2か月程増え続けると言われています。
施術後、穴を開けた箇所にグロースファクター(成長因子)を塗布することで、より肌の再生を促すことが出来ます。

しかし、ダーマーローラーは肌を傷つけることになりますので、治療後に患部の腫れや赤みが出たりすることがあります。顔の治療を受けるときは、治療後にどれほどの副作用が出るかしっかりと確認しておく必要があります。マスクで隠せる場所であれば、マスクを用意しておくことも良いでしょう。

3)レーザー照射

レーザー照射に使用するレーザーは、脱毛用のレーザーと患部にレーザーを当て皮膚を新しいものに再生するレーザーの2種類になります。この2種類のレーザーによる治療は、肌の奥に直接働きかけ促して症状を改善する方法になります。

1.アレキサンドライドレーザーなどの医療脱毛レーザーを用いる治療

こちらのレーザーは脱毛用のレーザーになります。毛孔性苔癬の症状がある箇所を脱毛することで毛と同時に、毛の根元に詰まっている角質までも取り除くことが出来ます。また、脱毛することで毛が生えなくなりますので、毛穴が毛によって詰まることがなくなります。しかし、一般的なエステサロンや脱毛サロンで行っている脱毛では、毛孔性苔癬を発症している方は脱毛することができないことが殆どです。また、医療脱毛レーザーとエステサロンなどで使用しているレーザーとでは光の強さが違いますし、医療脱毛レーザーは医師の元に行われるので術後、もし肌トラブルがあったとしても適切な処置をしてくれるので安心です。
医療脱毛レーザーは保険が適用されませんので、エステサロンなどの脱毛より費用はかさみますが、医療脱毛レーザーをおすすめします。

2.フラクセル

毛孔性苔癬の症状が現れている箇所にレーザーを当てて、新しい皮膚を再生することで症状を改善できるという治療法になります。

<フラクセルの治療過程>
・0.1㎜の極小のレーザーを照射する
・硬くなった角質にレーザーが反応し、ダメージを受け、組織が凝固する
・凝固した組織を押し出そうと働き、肌のターンオーバーを促す
・治療後数時間~1日で凝固した組織が表面に押し出され、小さなかさぶたができる
・4~2週間でかさぶたが取れ、塊が排出される

このような流れで肌を再生していくことになります。
フラクセルは肌再生レーザーとも呼ばれています。
皮膚そのものを入れ替える治療で、比較的新しい治療法の1つになります。
1回の照射で10%~20%の皮膚を改善することが出来るといわれていて、今まで効果的な治療がなかった毛孔性苔癬の画期的な治療法として注目されています。また、フラクセルは施術者によって治療差が少ないこともメリットの1つです。
しかし、効果が大きい分痛みやダウンタイムを生じることがあります。
症状改善にはとても効果が期待できますが、顔の治療となると術後にかさぶたができるので隠せる範囲でしたら日常生活にも支障はありませんが、気になるという方にはおすすめできません。一度、フラクセルの治療を取り入れているクリニックでカウンセリングや相談をしてみることも良いでしょう。

ここでは美容外科クリニックなどで行う、保険適用外の治療法をご紹介しました。
保険適用外での治療になりますので、費用も1、2万~数十万かかることもあります。保険適用内で行う皮膚科での治療とは異なり費用はかさみますが、短期間で肌の改善がみられるので、一刻も早くスベ肌を取り戻したいという方は美容外科クリニックでの治療をおすすめします。

③自宅でのケア

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毛孔性苔癬は自宅でのケアも可能ですが、症状が重い方のケアは難しいようです。症状が軽度であれば根気よく続けることで改善できる場合があります。
軽度、重度とどちらにせよ、一度病院を受診し、自分の毛孔性苔癬がどの程度の症状かということを知っておいたほうが良いです。

どうしても病院に行けない、自宅でケアをしたいという方は、角質を取り除く効果のある尿素などの成分を含むものを選び、保湿や抗炎症の成分が入っているものを選ぶように心がけましょう。しかし、市販薬の場合、尿素の配合量が法律によって定められている為、継続的に続けていかなければならず、思うように効果がでないことが多い為、市販薬で完治させることは難しいようです。

市販薬でも尿素の最大配合量20%を配合されているものもあれば、10%程しか配合されていないものもあります。尿素が最大限に含まれているから治りが早いという訳ではありませんので、自分の肌の状態に合わせて選ぶ必要があります。
自分で対処できることは簡単ですが、間違った選択・ケアしてしまうと色素沈着や跡が残ってしまう可能性もありますので、やはり一度医師に相談することが賢明です。

ぶつぶつを悪化させないために注意したい3つのことは

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前述した通り、毛孔性苔癬の原因は未だはっきりとしたことがわかっていません。しかし、悪化要因があるとするならば「刺激」や「乾燥」です。清潔に、刺激を与えず良好に保つことで症状の悪化を防いでくれるようです。

1.患部をゴシゴシこすって刺激しない

毛孔性苔癬は毛穴の中で異常が起こっている状態ですので、ゴシゴシこすったからといって取り除けるものではありません。そのため、お風呂で体を洗う際はやさしく泡で洗うように心がけるとよいです。物足りないという方は、ナイロンなど硬い素材のタオルではなく、綿など軟らかい素材のものをおすすめします。
また、先に髪を洗い最後に身体を洗うようにすることで、シャンプーやトリートメントの洗い残しがなくなり、肌への負担を少なくすることが出来ます。洗い方、洗う順番ともに見直して清潔に保ちましょう。

2.丘疹をつぶさない

丘疹をつぶすことは、ニキビを粒無理やり潰すことと同じです。そのため、跡や皮膚がボコッと凹んでしまう、さらにはシミが残る可能性もあります。故意に潰さないようにすることも大切ですが、着替えるときやお風呂上りにタオルで拭くときも注意しておくことが必要です。

3.常に潤いのある肌を保つ

患部を乾燥させてしまうと皮膚の角化が進み、症状を悪化させてしまう恐れがあります。毎日、顔のお手入れをするようにたっぷりと保湿することが大切になってきます。お風呂上りや朝、着替えるときなど1日2回を目安に潤いを与えてあげましょう。2回というのはあくまでも目安です。肌が乾燥していると感じたときは都度潤いを与えるように心がけると良いです。

以上3つのことに気を付けて生活するだけでも、症状の悪化を防ぐことが出来ます。

まとめ

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顔に毛孔性苔癬が出来てしまうと、隠すこともできないのでとても辛いですよね。
毛孔性苔癬にはレーザー治療がとても効果的ですが、治療後にかさぶたができたり、腫れたりと副作用が現れる可能性もあり、治療に躊躇する方もいると思います。自分が納得のいく治療法をみつけるためにも、一度クリニックや皮膚科を受診することをおすすめします。
どの治療においても、毎日の積み重ねがとても大切ですので、根気よく続けてキレイな肌を取り戻しましょう。

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