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悩めるぶつぶつ肌も解決!毛孔性苔癬の治療方を全て解説

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毛孔性苔癬とは?

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)とは皮膚疾患の一種になります。二の腕や背中・太ももといった場所に出来やすく、肌表面がザラザラ・ぶつぶつになります。
肌本来は、ターンオーバーを行うことで古い角質を剥がし綺麗な肌を保ちます。しかし、
毛孔性苔癬はターンオーバーの過程で何らかの異常が生じ、古い角質が綺麗に剥がれ落ちず毛穴を防ぎます。そのため、毛穴内部に硬い角質や毛が内部に溜まり、角質を押し上げるようにぶつぶつと盛り上がってきます。このぶつぶつの事は「丘疹(きゅうしん)」と呼ばれます。
痛みやかゆみなどの自覚症状がほとんどないため、ニキビと勘違する人も多いですが、人によっては軽い痒みを伴う場合があります。
毛孔性苔癬はそのまま放置しても、有害な物質という訳でもなく、人に感染することもありません。しかし、二の腕や太もも、背中など目につく場所に出来やすいので、特に女性は気になったり、悩んでいる方が多いです。

毛孔性苔癬は未だ原因は判明していませんが、治療はどんどん進化してきています。最近では様々な治療法が登場してきていますので、自分の症状にあった治療法を選択することが出来ます。

それでは毛孔性苔癬の治療法をご紹介していきます。

①皮膚科での治療(保険適用)

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一般的な治療法として皮膚科を受診し、治療を行います。
前述したとおり、毛孔性苔癬は皮膚疾患での一種ですので皮膚科での治療は保険が適用されます。

皮膚科では外用薬・保湿剤・漢方薬での治療が主になります。

○外用薬

毛穴の出口を柔らかくする効果のある尿素配合のクリームや赤みを抑える効果のあるヘパリン類似物質配合クリーム、角質溶解作用のある成分であるサリチリ酸配合のクリームなどの塗り薬が主流です。
尿素やサリチル酸には角質溶解の作用があるので、硬くなった角質を柔らかくし角栓を取り除いてくれる働きが期待できます。

皮膚科によって処方される薬は様々ですが、バスタロンクリーム20%やアンテベードなどが主に処方される薬になります。尿素やサリチル酸が配合された塗り薬になりますが、先ほども説明した通り、硬くなった角質を柔らかくし角栓を取り除いてくれる働きがあるだけで、毛孔性苔癬を根本的に治療するという事ではありません。
成分や配合量は異なりますが、ドラックストアなどで購入できるザラプロやニノキュアなどと殆ど効果は変わりません。

○保湿剤

毛孔性苔癬の症状は乾燥が悪化を招いてしまう可能性があります。そのため、治療として肌の水分量を保つために保湿剤を処方されることが多くあります。赤みを抑える効果も期待できるヘパリン類物質には保水力や浸透力も高いので保湿クリームとして処方されることもあります。
保湿剤として認知度の高いヒルドイドも同様に保水力や浸透力が高いので多く使用されています。
ヒルドイドもクリーム・ソフト軟膏・ローションと3タイプあります。どれを処方されるか医師次第ではありますが、自分の用途やスタイルに合わせて使い分けすることも良いです。

また、保湿剤としてヒルドイド同様に認知度と高いワセリンが処方されることもあります。ワセリンはヒルドイドと比べて塗ったときにベタベタという印象がありますが、それは、肌内部には浸透せず、肌表面を保護してくれる働きがある保護剤ということです。肌に刺激を与えたくないという方はワセリンを処方してもらうと良いでしょう。

どちらが処方されるか、それは医師の診断によりますが、保湿剤の希望や好みなどがあれば医師に伝えると考慮して処方してくれる可能性もあります。保湿剤が治療のストレスにならないように、気になることや要望がある場合は遠慮なく相談することをおすすめします。

○漢方薬

医師の判断によって、漢方薬を処方されることもあります。
一般的に処方される漢方薬はハトムギです。ハトムギには角化症に効果のあるヨクイニンという成分が入っているので幅広く使用されています。また、ヨクイニンは副作用の心配がすくないため治療に用いられることが多いです。ヨクイニンには体内の余分な水分を排出する働きがありますが、同時に老廃物も一緒に排出してくれます。

このように皮膚科での治療は外用薬や漢方薬での治療になりますが、毛孔性苔癬の根本的な治療ができるわけではありません。あくまでも症状悪化を防ぐためのものとなります。症状が軽度であれば、皮膚科での治療で改善されることもあります。
露出が多い部分に毛孔性苔癬は出来やすいので、一刻も早くどうにかしたいと思っている方は、次でご紹介する美容外科クリニックでの治療をおすすめします。

さらに、ドクダミも多く処方されています。ドクダミもお茶などがありますので、ハトムギ同様に認知度の高い漢方の1つです。ドクダミには、ビタミンCの吸収率を促してくれるルチンが含まれているので、コラーゲンの生成を助けてくれ、美しい肌へ導てくれる効果が期待できます。老廃物の排出を促し、新陳代謝をアップさせてくれる効果もあります。

この他にも、6種類の生薬で構成されている桂枝茯苓丸加(けいしぶくりょうがんか)や12種類の生薬で構成されている清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)などが処方されます。
様々な漢方が処方されますが、風邪薬のように即効性のある薬ではありませんので、継続的に飲み続け、体質改善をしていくことが目的です。すぐに効果がでないからと諦めず、根気強く続けていくことが大切です。

このように皮膚科での治療は外用薬や漢方薬での治療になりますが、毛孔性苔癬の根本的な治療ができるわけではありません。あくまでも症状悪化を防ぐためのものとなります。症状が軽度であれば、皮膚科での治療で改善されることもあります。
露出が多い部分に毛孔性苔癬は出来やすいので、一刻も早くどうにかしたいと思っている方は、次でご紹介する美容外科クリニックでの治療をおすすめします。

②美容外科クリニックでの治療(保険適用外)

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保険適用外ではありますが、毛孔性苔癬の治療法が日々進歩してきています。
皮膚科での治療より早く効果が実感できることから、美容外科での治療を選択する方も多くなってきています。

○ケミカルピーリング

この治療法は、肌の表面に酸性の薬剤を塗布し、角質を取り除いてくれます。酸性の薬剤を塗ることで分厚くなってしまった肌表面の角質を溶かし、肌の再生を促してくれる効果が期待できます。
ドラックストアなどで販売しているピーリング剤にも酸性の薬剤が配合されていますが、リンゴ酸やフルーツ酸(AHA)が多く用いられています。しかし、ドラックストアなどで販売されるピーリング剤に配合する酸性の薬剤は量が決まっています。美容外科で行うケミカルピーリングは、高濃度の薬剤を使用することができる医師が行うため、より効果が期待できますが、一定期間の持続しかありませんので、根本的な治療というより一時的な治療になります。

○ダーマーローラー

ダーマーローラー治療法は、極細の針がついたローラーで肌の表面を転がし、皮膚の患部に突き刺して刺激していきます。この刺激により肌の再生を促し新しいものに変えていく治療法になります。肌の表面に小さな穴を開けることで、人間が本来持っている治癒力(創傷治癒力)を利用して、肌の奥のコラーゲンを大量に分泌させ肌を再生していきます。治療後約2か月の間はコラーゲンが増え続けるといわれています。
極細の針とはいえ、皮膚に穴を開けるわけですが、痛みも殆どなく、穴が開いているのさえわかりませんが、施術を行う際は、麻酔クリームを塗布しますので痛みに弱い方も安心できます。
施術後にグロースファクター(成長因子)を塗布するとより効果的に肌を再生することが出来ます。
このダーマーローラーは施術で肌を傷つけるので、術後に腫れたり、赤みが出る場合があります。

○レーザー照射

今までは多くの美容外科クリニックがケミカルピーリングやダーマーローラーなどの施術を取り入れていましたが、一時的な治療でしかありませんでした。レーザー治療は、安全性の高い熱を肌の奥深くまで届けることができるので、治療回数も少なく、短い期間で肌を改善することができ、より滑らかな肌を実感することが出来ます。

レーザー治療に用いられるレーザーは2種類あります。

1.脱毛用レーザー

アレキサンドライドレーザーなど脱毛に使用するレーザーを用いて治療をすることになります。毛を脱毛することにより、毛穴に毛が詰まるのを防いでくれるので肌を綺麗な状態で保つことが出来ます。

2.フラクセル

①フラクセルⅡ

皮膚の奥深くまで届くレーダーで刺激することで、肌内部のコラーゲンを大量に分泌させることが出来ます。1回の施術で5~15%程の皮膚を入れ替えることができ、新しい皮膚に再生することができるのでなめらかな肌を取り戻せます。
フラクセルは施術者によって治療の差が出ることは殆どありませんが、治療の効果が高い分、術後は痛みやダウンタイムが生じることもあります。

②フラクセルコンビネーション

フラクセルコンビネーションは、フラクセルⅡと違い、肌の表面の皮膚まで入れ替えることが可能になります。毛孔性苔癬が発症し、肌が赤みを帯びたり、色素沈着してしまうこともありますが、そのような肌表面にでた症状の改善に効果的な治療といえます。肌表面と肌の内部を同時に刺激してくれるので、まとめて解決することが出来ます。
毛孔性苔癬の症状が悪化し、肌表面の悩みも抱えている方におすすめの治療法です。

レーザー治療は、肌の奥に直接働きを促し、効果を実感するのも早いですが、保険適用外の治療です。治療費や治療方針もそれぞれのクリニックごとに異なりますので、自分のお財布や症状と相談しながら決めていくとよいでしょう。二の腕や太もも、肩回りなど露出を抑えれる箇所の治療はレーザー治療が効果的です。顔など露出を抑えることのできない場所は、術後の副作用が出ても隠すことが出来ませんので、治療前にしっかりと治療方針を検討してください。
まずは、信頼できる医師のもとで治療を行えるように、いくつかのクリニックにてカウンセリングを受けることをおすすめします。

○術後に気を付けたい3つのこと

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ケミカルピーリング治療やレーザー治療など美容外科で行う治療においては、効果も早く実感することが出来ますが、どの治療においても一時的に肌を傷つけることになりますので、肌本来の働きを正常にすることが出来ない状態です。術後の繊細でダメージを受けやすい肌を守るためにも以下の3つの事に気を付けましょう。

1.最小限の刺激に抑える

施術に伴い、かさぶたや痒み、腫れたりする場合があります。無理に剝がしたり、掻いてしまっては色素沈着やさらなる肌トラブルを引き起こしてしまいます。最小限に刺激を抑えるように注意を払いましょう。
お風呂上りに身体についた水分を拭き取るときなども、タオルで患部をこすらず、ポンポンと水分を吸い取っていくと良いです。そうすることで、肌への負担は最小限に抑えることが出来ます。また、多少水分が残っている状態で保湿剤を塗ることで滑りを良くし、肌を強く押し付けずにクリームを塗ることが出来ます。

2.保湿はたっぷりと

前述した通り術後は肌本来の働きを正常に行うことが出来ませんので、とても乾燥しやすい状態になります。ですから、十分な保湿ケアが大切です。
美容外科クリニックで保湿剤を処方してもらっても良いですし、ドラックストアなどで購入できる市販の保湿クリームを使用しても、どちらでも構いません。しかし、繊細な肌にクリームを塗布することになりますので、クリームが肌に合わないと感じたときはすぐに使用をやめて、医師に相談してください。
市販の保湿剤を選ぶときは尿素やサリチル酸などの保湿成分が配合されたものを選ぶことが重要です。

3.屋内でも紫外線対策をしっかりと

治療後は肌を傷つけることになりますので、肌のバリア機能も低下しています。
そのため、紫外線を浴びてしまうとシミや色素沈着の原因となってしまいます。屋外に限らず屋内でも紫外線予防を心がけると良いです。
日焼け止めクリームを選ぶ際は、肌に低刺激なものを選ぶことをおすすめします。刺激が強いものを選んでしまうと、肌に負担をかけすぎてしまう可能性がありますので、いつも以上に肌のことを思いながら選ぶようにしてください。
また、最近は多くのUV加工が施されている商品があります。カーテンや帽子、カーディガン・日傘・Tシャツなどたくさんありますので、朝バタバタして日焼け止めクリームを塗る時間がないという人は活用してみてはいかがでしょうか。

治療前も治療後も自宅でのケアは徹底して行うようにすることが大切です。
術後、自分の望むお肌を手に入れるためにも毎日、継続的に行っていきましょう。

自宅でのケア方法

軽い症状あれば、ドラックストアで購入できる市販のクリームを使用し続けることで症状が改善する場合もあります。しかし、どのくらいの症状か状態を把握しておかなければなりません。
前述したとおり、市販されているクリームを選ぶポイントは尿素などの成分が配合されているもの、保湿や抗炎症の成分が配合されているものを選ぶようにしましょう。しかし、市販薬でもそれぞれにおいて尿素の配合量が異なり、自分に合わないクリームを選択してしまうと症状悪化や間違ったケアでの色素沈着やボコッと肌が凹む可能性もあります。それを防ぐためにも、市販クリームを使用する場合も医師に一度相談することが賢明です。

自宅でのケアは、市販薬を使用しますので、病院で処方されたものや治療する場合と異なり、長い時間をかけなければなりません。毎日、毎日継続的に行っていても効果が出ない場合もあります。長期間のケアに、効果が出ないなどたくさんの不安や不満など精神的ダメージが少なからずあります。ですから、ストレスが溜まらないようにストレス発散することも大切なケアの中に含まれます。自分のスタイルに合わせて無理のない範囲でストレス発散を心がけておくことが必要です。そこでお勧めするのがジョギングです。ジョギングは比較的手軽に始めることが出来ますし、体温を上げることもできます。新陳代謝を良くしてあげることで肌の新陳代謝を高めたり、肌の老廃物をスッキリ流すことが出来ます。

そのほかに出来る自宅のケアと言えば、食事を見直すことです。毛孔性苔癬の原因としてあげられているのが「ビタミン欠乏」です。はっきりと原因がわかっている訳ではありませんが、食生活を整えることは重要です。ビタミンを多く含む食材「ニンジン・ホウレン草・緑黄色野菜・イモ類etc」を多く摂取するように心がけてみましょう。

このように自宅で出来るケアと言えば、食事改善・保湿などのケア・運動で肌の働きを促すという事になります。毛孔性苔癬の自宅ケアは短期間で効果が表れることではありませんので、最初からあれもこれもと無理をせず、自分の出来る無理のない範囲で行うようにしてください。

症状を悪化させないために必要な3つのこと

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毛孔性苔癬の治療は日々進化していますが、前述した通り、原因は未だはっきりとしていません。しかし、症状が悪化する要因として「乾燥」や「刺激」が挙げられています。お肌の状態を清潔に、良好に保つことで悪化を防ぐことができるので以下の3つに気を付けて過ごしましょう。

①毛孔性苔癬のある部位をゴシゴシこすらない

ぶつぶつがあると、どうしてもぶつぶつを取り除きたくなりナイロンや硬めの素材のタオルでゴシゴシと洗いがちです。しかし、こすったところで毛孔性苔癬は取り除けるものではありません。たっぷりの泡で優しく洗うことを心がけ、手や綿など軟らかいタオルを使用し、清潔に保っていきましょう。

②丘疹をつぶさない

①でもお話しした通り、無理やりぶつぶつをつぶしても取り除くことは出来ませんので絶対に避けましょう。潰すことで肌の表面が凹み、跡が残ってしまったり、シミになることがあります。これ以上、肌が荒れないように潰したいと思っても我慢することが大切です。もし、痒みが伴い我慢できないようであれば、手のひらでやさしくなでたり、軽くパチパチと患部を叩いて紛らわせてみましょう。あまりにも痒みが酷い場合は直ちに病院へ行くことをおすすめします。

③乾燥させないようにする

皮膚を乾燥させてしまうと肌の角化が進み症状悪化の要因となってしまいます顔のスキンケアと同様にお風呂上りなど1日1~数回保湿を心がけると良いです。冬場や乾燥肌の人は、乾燥していると感じたときは速やかに保湿することをおすすめします。自宅で使用するクリームはもちろん、バッグの中に入れて置けるサイズの保湿クリームを準備しておくといつでも乾燥対策をとることが出来ます。

清潔に、乾燥を防ぐことで症状の悪化を最小限に抑えることが出来ます。日々、注意を払いながら過ごしましょう。

まとめ

毛孔性苔癬の治療法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
毛孔性苔癬の原因は未だにはっきりしたことがわかっていませんが、現在の治療で完治させることもできますし、例え完治しなくても症状がわからない程の肌を取り戻すことが可能です。
しかし、一人ひとり範囲や状態が異なり、それに伴い治療法も様々です。自己判断でケアしようとせず、信頼できる医師・クリニックを見つけて一度カウンセリングを受けることが綺麗な肌を取り戻す第一歩です。
自信が持てるお肌を取り戻し、気兼ねなくお洒落を楽しみましょう。

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